
はじめに:なぜあなたのミーティングは「ただ時間が過ぎるだけ」になってしまうのか
「結局、何が決まったのかよく分からない」
「また同じ話をしている気がする」
「毎回、なんとなく参加して終わってしまう」
——そんな**“ミーティング疲れ”**を感じていませんか?
実は、成果を出す人ほど“ミーティング前後”の思考整理に時間を使っています。
つまり、「ミーティングそのもの」よりも、「その前後の準備と振り返り」がパフォーマンスを左右するのです。
この記事では、**誰でもすぐに取り入れられる“思考整理の型”**を紹介し、
「話が噛み合わない」「成果につながらない」から抜け出すヒントをお届けします。
【1】ミーティング前に整理すべき3つのポイント
1. 目的(=この時間で何を達成したいのか)
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「情報共有」だけでなく、「意思決定」や「巻き込み」など目的を明確にすることで話がブレない
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目的に応じて、参加者の選定や資料の厚みも変える
2. 相手の関心・立場の仮説を立てる
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誰にとって何が重要か?を予測することで、的確な伝え方ができる
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BtoB営業では「キーマン」「決裁権者」「実務担当」などで視点が全く異なる
3. 議題と流れを構造化する
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自分が話す順番、使う資料、合意を得たい論点をあらかじめ整理しておく
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目的→前提共有→論点→結論の順番で、論理的に話せる
ミーティング設計のフレームワーク(3ステップ)
【2】ミーティング直後にやるべき「たった15分」の思考整理
なぜ“すぐに振り返る”ことが大切なのか?
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記憶が鮮明なうちに、会話の行間や温度感を記録できる
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アクションの漏れを防ぎ、次の一手が自然と決まる
振り返りに使える3つの問い
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今日のゴールは達成できたか?(Yes/Noと理由)
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相手の反応はどうだったか?(納得感/懸念点/乗り気かどうか)
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次に必要なアクションは?(誰が、いつまでに、何を)
振り返りメモのテンプレート
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目的達成 |
相手の反応 |
次のアクション |
xx/xx (日付) |
AAAAA |
BBBBBB |
CCCCC |
xx/xx (日付) |
DDDDD |
EEEEEE |
FFFFFF |
【3】よくある失敗パターンと、その対処法
よくあるミス | なぜ起きるのか | 防ぐための工夫 |
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目的が曖昧で、雑談になってしまう | 目的・ゴールの設定が甘い | 冒頭で「本日のゴール」を共有する |
相手とすれ違い、話がかみ合わない | 相手の関心や役割の把握が不十分 | 事前に「相手の立場」の仮説を立てる |
結論が出ないまま時間切れになる | 時間配分や議題が曖昧 | 議題ごとの「配分メモ」を作って臨む |
まとめ:「なんとなく」では成果は出ない。“準備”と“振り返り”こそ、最強のスキル
日々の業務に忙殺される中で、「準備や振り返りの時間をとるのは難しい」と思うかもしれません。
でも、実はその“15分の使い方”が、あなたの成果を大きく左右する分岐点になります。
day0は、その“15分の質”を高めるためのプロの伴走者として、あなたの成長を支援します。
1人では習得しづらい「思考整理の技術」は、プロと磨く
「言われてみれば分かるけど、実際にやるのは難しい」
「準備しても、相手の反応でいつも頭が真っ白になる」
思考整理力は、頭の中の整理だけでなく、相手とのやりとりの中で磨かれていくものです。
💡day0で得られること
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実際の商談や社内ミーティングを題材にした1:1のフィードバック型セッション
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自分では気づけない「話し方の癖」や「資料の構成ミス」の指摘
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ミーティング前後の振り返りスキルを習慣化
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営業や提案のプロセス全体を、一緒に設計・伴走してくれる安心感