
はじめに:「やりたいことが見つからない」は普通のこと
就活を前にした学生も、働きながら転職を考える社会人も、
「自分のやりたいことが分からない」
という悩みを一度は抱えたことがあるはずです。
でも安心してください。
やりたいことが明確な人の方がむしろ少数派。
そして、やりたいことは「考える」よりも「動く」ことで見えてくるものです。
「やりたいことがない」の本当の原因とは?
実は多くの人が、“やりたいことがない”のではなく、
「やってもいいこと」が分からない状態にいます。
タイプ | 特徴 | 心の中の声 | 必要なアプローチ |
---|---|---|---|
① 情報過多型 | 選択肢が多すぎて決められない | 「何が正解か分からない」 | 小さく試す力をつける |
② 自信喪失型 | 自分には何もできないと思っている | 「どうせ自分なんて」 | 小さな成功体験を積む |
③ 無関心型 | そもそも興味が持てない | 「何をやってもピンとこない」 | 他者との対話・刺激を得る |
「やりたいことがないと学べない」は誤解です
「目的がないと勉強できない」と感じている方も多いですが、
実際は学ぶことで“やりたいことの種”が見えてくることがほとんどです。
では、何から学ぶべき?
以下の2軸で考えると、方向性が見えてきます。
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ロジカルシンキング → 汎用スキル・自己完結型
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資料作成・伝え方 → 汎用スキル・対人型
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プログラミング →専門性高・自己完結型
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営業アプローチ → 専門性高・対人型
迷ったら、「再現性が高く、対人で活かせるスキル」から始めましょう。
理由は、「どんな職場でも活きる」「フィードバックが得られる」「行動に移しやすい」からです。
day0がおすすめする、“やりたいことがない人”向けの学び3選
①「伝える力」=自分の考えを整理して相手に伝える練習
→ 社会人になって最も求められるスキル。ミーティングや資料作成でも必須。
🔹 学び方:日報・議事録の添削、1on1でのフィードバック
②「営業思考」=価値を見つけ、相手に届ける練習
→ セルフブランディングにも直結。売ることは、届けること。
🔹 学び方:ケーススタディ形式で商談設計を練習する
③「内省の習慣」=考える→書く→対話するサイクルを回す
→ やりたいことを「言葉にする力」に変えていく土台。
🔹 学び方:メモのとり方、問いの立て方を1on1で深掘り
小さく始める→見つかる、の順番でいい
多くの人が、「見つけてから始める」と思いがちですが、
実際は「始めてから見つける」ほうが圧倒的にうまくいきます。
✔「ちょっと面白そう」
✔「これなら今すぐやってみてもいいかも」
✔「誰かと一緒にできる」
そう思えることを、小さく試してみてください。